2015-09-26
足場が外れ外観が見えるようになりました。敷地が狭いと建物はひょろっと見えがちです。ここではたまたま隣地側が路地状になっていることから2方向の外観が見える条件。その立地を生かして、ひょろ長く見えないようにと目論んだ外観デザインです。具体的には1階の焼杉によって色調として沈み込ませ、明るい色調の2階のボリュームが浮いてくるようにしています。そのボリュームに水平強調のエレメントを持ちこむことでのびやかに見せるという算段です。果たして目論見通りにいけたかな、と自画自賛。

RIMG5039店舗部分は、自転車屋さんということでラフな仕上がり。ご主人のライフスタイルともあわせています。

Exif_JPEG_PICTURE住宅の玄関から2階リビングに上がる階段の踊り場。ここで、店舗とは違う優しく明るい木調であることを予告します。

Exif_JPEG_PICTURE階段を上がると展開する高天井のダイニング。南面に対して、覗かれ防止、明るすぎず、等など、検討を重ねた窓の大きさは、安心感があって気持ちのいいものとなりました。