Q:
自分に合った建築家を選ぶには、どうしたらいいですか?
最初の提案が無料のところと有料のところがあります。無料であれば複数の建築家から提案を受けやすいのですが、後で困ることはありますか?

A:
お客様はきっとホームページを見て候補を絞っているのだと思います。

デザインに自分の好みに近ければ候補ですね。間取りはどうかというと、載せていないところがかなり多いです。弊社もそうです。防犯の観点で載せていないだけなので、作品集を取り寄せてみましょう。

無料、有料の件ですが、若手建築家は無料とすることが多いようです。法規チェックを含めた上で無料なのかどうか確認すべきでしょう。その法規チェックも、一般的な建築基準法までなら戸建て住宅はさほど難しくないので無料で提案するところも多いでしょう。東京23区や景観を大事にしている行政では、条例で細部まで制約を設けている場合があり、法規チェックをするだけで結構な時間を取られてしまいます。無料でやれるかな?というのが正直な感想です。

有料の初期プランだと、ご自分の望むデザインにしてくれるかというと、それもなかなか難しいものがあります。

建築家によってデザインの方向性が違います。自分のデザインを曲げない建築家もいますし、そこまで自身のデザインにこだわらなくてもお客様の好みに寄せ切らない場合もあります。いつもと違うデザインだとコストや耐久性にそれまでの経験値が役立たないからです。

そこを見通すためには、やはり、ホームページに出ている作品の傾向、作品の説明などを丹念に見ることで、その建築家の思考や方向性が見えてくると思います。

以上をまとめますと、
初期プラン無料のところは法規チェックをどこまでやってくれるか必ず確認。
有料プランだからといって、最終的にご自分の好みのデザインを実現してくれるかどうかは不明。ホームページでその建築家の作品を丁寧に見ておきましょう。また、間取りの出ている作品集を依頼しましょう。(建築家個人の事務所は、作品集の送り先にしつこい営業をするところは少ないと思います。)