2017-07-28
三茶の集住でやっている板金工事の紹介。
木造のコーナー窓。通常、コーナーには柱が入り、外壁が左官であれば同じ左官仕上げとなり、もったりした感じになります。それが嫌でSEEDSではコーナー窓は外壁の目立つところではやっていませんでした。今回、思い切って板金でやることに。板金の面をサッシの出に揃えることでサッシと一体化して見えます。

片流れの屋根の頂部は、通常、板金の笠木がつきます。今回、片流れのエッジが大事だと決めていたので、竪はぜを端部で折り込み、笠木無しとしました。ただし、捨て板金に引っ掛ける折り返しと、縦はぜは直交するので、隣り合う板金は点で接することになります。竪はぜ一つずつ折り込むことは笠木を入れるのと同じ止水効果。そこにシールを打ち、さらなるフェイルセーフとして、立ち下げの水切り板金の継ぎ目をわざとずらすよう指示しました。仮にシールが切れても、ミズミチは尚、板金の上です。
(マニアックすぎる話題?)