Q:
今の住まい(木造一戸建)が、底冷えするように寒いのですが、新居は木造で大丈夫でしょうか。
暖かい木造住宅はできるのでしょうか?


A:

建物の構造に関わらず、暖かい家はつくれます。もちろん木造でも大丈夫です。

今のお住まいが寒いのは、建てられたときの断熱設計の基準が、現在よりずっと簡素であること、それから断熱材自体の劣化が考えられます。

断熱設計の基準は、1980年に「省エネルギー基準」として、初めて制定されました。
その後、1992年に「新省エネルギー基準」が追加され、1999年には大幅な断熱性能アップとなる「次世代省エネルギー基準」が追加されました。
次世代省エネ基準からみると、1980年の省エネ基準は、1/5~1/3程度の断熱性能ということになります。

これらの基準は、住宅規模の建物では義務ではなかったのですが、2025年に断熱等級4(≒次世代省エネルギー基準)以上が義務化されています。今はさらにその上の等級5,等級6の基準が制定され、2030年には等級5が義務となります。

さて今のお住まいの話に戻りますが、築45年をこえる住宅の場合ですと、断熱材が入っていなくても不思議ではないことになります。
それより築年数が浅くても、2025年以前は義務ではないので断熱基準を満たしていないこともあります。
ですが、2025年以降に新築するなら木造の家だから寒いということはありません。