- 2009-08-31
- 03.Diary

私がお世話になった事務所の創始者・坂倉準三氏の作品展です。
中に入ると、たまたま学芸員の方が観に来た人たち10数人を相手に説明をしていました。
大体は判っているので、その集まりとは別に当時の図面などを見ていましたが、やはり学芸員のお話が気になります。
聞くとはなく聞いていると
「都市計画が実際の作品となった建築家は大変珍しいと言えます。丹下健三にしても前川國男にしても都市計画にまでは至りませんでした。」
(あ、確かに。都市計画というのは一人の才能を超えて、集団としてその仕事に臨まなければならない。 坂倉準三先生はご自身の作品と言うよりは集団で事に当たると言う感覚を持っていたんだ。。)
創始者のことを先輩づてにしか聞いていない世代の私は、坂倉先生のスケールの大きさには思いが至りませんでした。 いやはや恥ずかしい限りです。

ちなみに鎌倉にあるこの神奈川県立近代美術館は坂倉事務所の初期の名作と言われているものであり、華奢な鉄骨造にもかかわらず、築60年近い今でも大事に大事に使われ続けています。
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