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知らなかったエレベーターの仕組み

建築の実務経験に携わって21年。
特に独立前の坂倉事務所では当たり前のように扱っていたエレベーターの仕組みについて知らなかったことが、つい最近、テレビの情報番組で知ることとなりました。

『複数のエレベーターがあるとき、ホールでボタンを押してもなかなか来ないと思っていたら、2台以上のエレベーターが一度に到着するという経験がありませんか』と司会者が話を持ち出します。

私(ちゃんと計算して必要な台数を入れているはずだから、それはたまたまでしょ。もしくは計算を怠ったビルの例でしょ。)
エレベーターを導入するとき、メーカーに相談すると、ピーク時の待ち時間を設定し、それ以下になる台数とエレベーター速度を教えてくれるのです。

司会者『これを解消するのはかなり難しいようです。』

私(まーたまた。すでにエレベーターの計算は確立してるんだから。)

司会者『例えば、上の階でボタンを押します。先に上ってくるエレベータが途中階でつかまって人を乗せると、その分時間がかかります。その間に遅れていたエレベーターが追いつき、場合によっては追い越します。追い越しても、次の途中階で人を乗せると、そこでまた時間がかかってしまいます。抜きつ抜かれつをして、エレベータがやってくるので、ほとんど同時になることが多いのです。この問題は、いまだ解決されてなくて、もし、これを解消する制御方法が開発されたら、かなり画期的なことのようです。』

私(えっ!じゃあ、今までのエレベーター計算は何だったの?)

冷静に考えてみれば、計算は無駄ではなく、その待ち時間以内に複数のエレベーターがやってくるという計算なのです。

この情報で学ぶべきは。。。

よく満員エレベーターに無理やり載ろうとして、定員オーバーのアラームがなることがあります。定員オーバーはかご内の総重量で決まります。にも関わらず、再度、そぉーっと乗ろうとする人を見かけます。そしてまたアラーム。
隣のエレベーターがすぐにやってくるんだから、無理に載ろうとしないことなんです。
無理に載ろうとすることは、次の階で待っているお客さんをも待たせているってことです。もっと言えば、次の階以降の階で、複数のエレベーターが同時になっちゃう訳ですから、複数で同時に遅れてくるってことなんです。
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