
中庭の水盤.

水盤の裏側.散水栓がある.
池や噴水が欲しい。家を建てようとする人なら一度は夢見るものの一つです。しかし、循環ポンプ設置による費用面やメンテナンス面から、なかなか実現するのは難しいようです。
一方、外部空間には手足の泥を落としたり、樹木の水撒きのために外流しが必ず必要になります。
屋外に給排水設備を用意するのに、池をつくることはなかなかできない。。。
シーズ・アーキスタディオが考えたのは、外流しの水栓から流れる水をステンレスの水路を通って水盤に落とすというものです。
水路は日本庭園の鹿威し(ししおどし)からヒントを得ました。
水は底の浅い水盤に溜めてオーバーフローさせるだけですから、ポンプは付いていません。水盤が苔生してきた時は底の砂利に隠してある排水口のゴム栓を外して水を抜くだけ。
・・・水路から流れ落ちる水の音で涼感を楽しむ。
・・・水路からの水は止めておいて、風で揺らぐだけの水盤を楽しむ。
・・・忙しくて庭の手入れができそうにないとき、または冬の間は水盤の水を枯らしておいて、中庭のオブジェとして楽しむ。
気楽に水を扱ってもらえるようにシンプルな仕組みで設計した、ちっちゃな水溜りです。
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