Home > Archives > 2010-01

2010年01月

設計のこぼれ話 -本棚地震対策-

「大倉山の家」の階段のホームライブラリーを設計したときの話。

初めに話を伺ったとき、ご家族みんなが本好きとのことだったので、「本を楽しめる特別な場所をつくりたい。」と真っ先に思いました。でも独立したライブラリーを設けられるほど、面積に余裕がありませんでした。そのとき、「階段に座っちゃえば?」と思い至ったのです。
設計が進んできたある日、施主様から、「地震のとき階段に本がたくさん落ちてしまったら、暗い中で逃げるとき、邪魔だし危ないのでは?」とのお話。
もっともなご指摘です! さあ、どうしよう?
とっさに思いついたのは、食器や化粧品のお店の陳列棚にあるような、落下防止のバーでした。
でもバーがあると、本の出し入れのときに邪魔になるし、入れられる本の高さをバーの分だけ低くしなければならず、棚全体の高さを有効に使えません。
―棚板に穴をあけて、脚のついたバーを差し込んでおこうか・・・?
―でも、何かに引っかかって、勝手に取れてしまうかもしれない・・・。
悩んでいたとき、便利な金物を見つけました。
普段はバーがロックされていますが、上に少し引き上げると、ロックが外れて手前に倒せるというスグレモノです。これで問題解決です。今後も使えそうな便利グッズです。(倒したところの写真がなくてすみません・・・)
(白崎 治代)

落下防止バーをつけた本棚
落下防止バーをつけた本棚

More...

Home > Archives > 2010-01

Search
Links
Feeds

Page Top