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2009年12月

狛江の写真館 仕口金物の検査

骨組みが屋根の上まで組まれれば、上棟扱いになります。 昔は、そこまで行けば一安心、もうちょっとで住めるようになるということから、お祝いをする風習だったのだと思います。
でも、現代の木造において上棟は、工事の初期段階です。 現代は、柱・梁を金物で緊結し、建物にかかる力を確実に大地に伝えるようにします。 従来の木造が大工の裁量によって強度の差が著しかったことと比べると、確実に構造強度が保証されています。
この金物緊結は2000年の法改正で義務化しています。比較的新しい法律なので、大工さんによっては、金物を入れるのは判っていても、使う金物を間違えていることがあります。そのため、僕たち設計者が監理することで、是正していくわけです。

この仕口金物はとても重要なものです。柱・梁の仕口全箇所について、1個ずつどれだけの応力が発生するか計算し、それに応じた金物を選定していきます。そして、その金物がインテリアに露出しないよう柱・梁のどの面につけるかなどを、プレカット図の段階で決めておかなければなりません。

上棟後、しばらくしてから、金物取り付け終了の連絡を受け、検査に行くというのが、私たちの監理パターンです。

仕上前のマンサード屋根.jpg
仕上前のマンサード屋根.

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